こんにちは!

結婚相談所マリアージュサンドリヨン横浜のカウンセラーmotoです。

先日50代女性から、無料相談を受けました。

婚活子さん

私、バツイチで子供いますが結婚できますか?

20年間のモラハラ夫との結婚生活にピリオドを打ち、離婚をされたMさん。

結婚生活があともう半年も続いていたら、自分は壊れていた・・・・

3年前を思い出してそう語る彼女は、年齢よりはるかに若々しい、とても可愛いくて、魅力がある女性。

この先の自分の人生を悔いのない人生にしたい!そんな思いから婚活を始めようかと相談をいただきました。

50代バツイチ女性が、最後の相手を見つけるための婚活の仕方を説明します。

20年間耐えた【夫からの言葉のDV】

Mさんは、前夫からの言葉による支配、モラハラを受けていた女性。

結婚当初男っぽい彼の言葉や行動は、Mさんにとって頼もしく、そこが魅力だと感じて結婚・子供にも恵まれて仕事も順調。

まさに順風満帆な日々。

前夫はクリエイティブな仕事柄、年収も平均男性よりもかなり良く、Mさんは専業主婦として子育て、妻として充実した毎日を過ごす中、前夫に転職の話が舞い込む。

ここからが、Mさんの苦悩が始まるのですが、この転職が思ったように仕事が回らなくなっになってきてしまい、段々と彼の仕事のストレスが溜まっていき、発散の矛先がMさんになってきます。

Mさんに対して束縛、そして言葉でのDVが始まります。

彼の年収も下がり、「自分はもっと出来るはず!こんなんじゃない!」元来の自信家の性格から、原因は自分ではなく会社であり、妻であり、苛立ちと不安から、ますます彼女に対しての言葉がエスカレートしていきます。

苦しい状況と、経済面からMさんは仕事を始めていくと、それがまた彼の気に障り、Mさんの全ての行動に対して言葉でDVを続ける。

それを見ている子供達は、当然Mさん側につき、時に彼と子供とのつかみ合いになってしまい、Mさんの精神もぎりぎりの所まで、自分でもこれ以上続いたら壊れる・・・そう思った彼女は離婚に向けて動き出しますが、恐怖と不安とで、言葉にならないほど苦しかったと言っていました。

離婚が成立するまで、約2年、子供達との新しい生活も今年で3年が経ち落ち着いてきたMさん。

大学生になるお子さんと既に成人しているお子さんは、近いうち手が離れてしまい、その先の人生は1人になることから、1人でいるより、本当に好きな人と一緒に過ごしてみたい、もう一度結婚してみようかと思っているとのご相談です。

再婚相手の男性に対する心配事、気になる点、不安に思う事

Mさんは、再婚をしたい気持ちの反面、「もう結婚はこりごり・・・・」という気持ちもある。

相手男性に対しては、言葉や態度の豹変がないか、自分に対しての束縛がないか、子供との関係性が上手く築いていけるか。

以前の結婚生活でも、何か気に障った事があると、態度が豹変する、そして徹底的にMさんを責めて、謝罪させることの繰り返し、自分の言葉に更にあおられるよう口調も強くなり、謝罪の仕方もMさんが悪いという事を何度も言わせる。

仕事を始めてからは、更に彼女の行動を細かくチェックしてきたと、当時の苦しい気持ちを話してくれました。

何故20年間我慢してきたんですか?

子供が二人、そして当初専業主婦として生活していたので、離婚して二人の子どもを養えるかは、経済的に不安だったこと、ただそれだけではなく、元来仕事が好きなMさんは、仕事を始めたくても夫からの猛反対を受けて、反発すると、更に言葉で責めてくるため、反発心はあったものの、次第に仕事をしたい意欲すら失くしていってしまったようでした。

彼からの、Mさんの自尊心と、自信をなくす言葉を毎日聞いているうちに、Mさん自身が自立できない、離婚が出来ないと錯覚していった。

Mさんが仕事を持ち、自立して一番困るのは夫なんだと、離婚を決意してから気がついたと言っていました。

再婚相手に選んではいけない男性の特徴

態度の豹変・束縛

Mさんも付き合い当初は男らしい彼の言葉や、態度に違和感をもつ事もなく、むしろ頼りがいを感じたと言っています。

話をしていていきなり怒り出す、スイッチは気に入らない事があった時に入る。

相手の間違いを見つけると責める、絶対に謝らない、なんでも人のせいにしようとする、自分の価値観を押し付ける、嘘をつく、怒ったすぐ後に異常に優しくなる。

態度が変わったり、目つきが変わったり、自分の非を全く認めずに、人のせいにする。普段は優しくても、結婚すると束縛しだして、言葉による暴力を長期にわたってしてきます、束縛の反面見捨てられる事に異常に怖がる。

相手の話を聞かない

自分の話ばかり、つらつらしてくる男性は、自慢話が多く、人の話は聞きません。

人の話には興味がなく、自分がいかにすごいのか、出来るのかを話したくてしょうがない。

すごいと思われたい、褒めてもらいたい承認欲求が強い人は、相手が喜ぶ事をしたいとは思いませんし、褒めて認めてあげないと、拗ねる、機嫌が悪くなる傾向があります。

相手よりも自分ファースト、何年も一緒に生活するには、苦痛でしかないのと、話し合いが出来ないので、何も解決しないし、改善もしない平行線のままの関係性にしかなりません。

恋愛感情があると、自慢話も逆にいいなって思えてしまう事もあるかと思いますが、恋は盲目といいますからね、ここで、見誤るとそのあとの生活は我慢の生活になりますから、じっくりと相手を見た方がいい!

50代バツイチ子持ちMさんの婚活戦略はこれ!

婚活アプリは使った事があるMさんですが、結婚相談所での婚活は初めて、基本的には、実践、行動はどの年代も同じですが、50代以降は短期ではなく、時間をかけていく婚活になります。

・お見合い人数を多く設定
・条件写真だけ決めない実際に会って見る
・オンラインを積極的に使う
・ネガティブ思考ネガティブ発言はなし
・カウンセラーのアドバイスを有効に使う
・結婚のかたち、スタイルを寛容に持つ
・経済的に依存しない気持ちをもつ

50代婚活は、時間をかけて、タイミングを見計らう事がコツになります。

オンラインお見合いを活用して、効率よく行動します、年齢的にも仕事と家事と婚活を同時進行していくには、効率が大事!

日頃のストレス解消に、趣味先行になりやすいのですが、ここは婚活もスケジュールにいれて、毎月申し込む人数と、会う人数もおよそでいいので決めていき、趣味の一つとして無理なく時間をかけてほしいところです。

子供がいるMさんは、子供との関係性も気になりますから、オンラインで子供と相手男性と、話す機会を作るのもありです、あまり構えないで自然に顔合わせができます。

周りの人には、婚活をしてるとは、あまり言いたくないMさん、そうなると何か悩みや不安が出てきたときに、1人で抱え込んでしまう可能性もあります、カウンセラーに気持ちを話してみる、相談してみるなど、全て自己完結しなくてはいけないとは気負わないで、どんどんカウンセラーに話してみることをお勧めしています。

まとめ

前回の結婚での苦しい経験があるからこそ、再婚を考えた時に、お相手に対して現実的な見方として役にたってくれます。

まだまだ折り返し地点の50代という年齢は、この先の人生を好きな人と、好きなように、遠慮せずに生きていきたい!

その為には、条件や外見にとらわれることなく、じっくりと時間をかけて進めていく事が出来ることが50代の強みでもあります。

相手に依存心を持たずに、対等な関係性でこそお互いを尊重し合えるし、言いたい事も言えて聞けますね、素直に愛する人と一緒に生きたいMさんの婚活を心から応援します!